正しく向き合う認知症|羽村市の接骨院

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正しく向き合う認知症 ー 進行を遅らせる治療

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は認知症の治療についてです。

 

「認知症」の多くを占める「アルツハイマー病」は、治療を受ける時期が早ければ、進行を遅らせることは可能です。また、中核症状や、ストレス、環境要因などが結びついて起こる「BPSD(行動・心理状態)」が強くなると、医療機関を受診させるのが難しくなることが多いため、なるべく早期に受診することが大切です。

 

診断の流れ

認知症の診断は、主に次の順序で行われます。

・問診

症状が進んでいる場合には、周囲の人が日頃から症状や困ったことなどを記録しておき、そのメモを見ながら答えると、診断に役立ちます。

 

・認知機能テスト

場所や時間を把握する能力や記憶力を調べるために、年齢やその日の日付を尋ねたり、3つの名詞を覚えた後で、簡単な計算を行い、計算前に覚えた3つの名詞を再び尋ねるなどのテストを行います。

 

・画像検査

「MRI(磁気共鳴画像)検査」や「CT(コンピュータ断層撮影)検査」などで脳の萎縮を調べたり、「SPECT(単一光子放出コンピュータ断層撮影)検査」などで、脳の働きの程度を調べたりすることがあります。

 

・そのほかの検査

「甲状腺」の病気、「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」など、認知症の発症や進行に関わりのある病気が疑われる場合には、血液検査や心電図などを追加することもあります。

 

 

アルツハイマー病の主な治療には、「薬物療法」と、そのほか広義の「心理療法」や、「生活上の工夫」「体の健康管理」などがあります。

 

薬には、大きく分けて、「コリンエステラーゼ阻害薬」と「NMDA受容体拮抗薬」があります。それぞれの作用が異なるため、両者を併用することで、治療効果の向上を図る場合もあります。

コリンエステラーゼ阻害薬は、脳の神経細胞間の情報伝達力を維持する働きがあり、早期から使います。現在、使われている薬は、「ドネペジル」「ガランタミン」「リバスチグミン」の3種類で、患者さんに合わせて薬が選択されます。リバスチグミンは貼り薬なので、嚥下が困難な患者さんにも使用しやすいというメリットがあります。

NMDA受容体拮抗薬には、「メマンチン」があり、脳の神経細胞を保護する働きがあります。中等度程度に侵攻した状態から使われ、興奮などのBPSDを軽減することもわかってきました。

BPSDが強い場合には、症状に応じて抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などが使われることがあります。特に不安や興奮、幻視や妄想などの症状が強い場合には、抗精神病薬、漢方薬、その他の薬により、症状の軽減を図る場合もあります。

 

 

高齢者の場合、副作用が出やすい傾向があるので、薬の使用開始から2週間は、特に副作用に注意してください。認知症が進んでいて、患者さん自身が副作用を訴えられない場合は、周囲の人が気づくことが大切です。例えば、吐き気を催して、食欲が低下するケースもあります。

薬は、本人に使う意思がある場合や、周囲の人が飲み忘れを防いだり、副作用のケアを行えたりする場合には使いますが、薬を誤嚥するなどのリスクが生じたり、薬を飲ませるのに苦労する場合は、効果と副作用を比較して、本当に必要な薬かどうかを判断する必要があります。

 

 

心理療法

薬物療法以外の対処法は、広い意味での心理療法が中心になります。代表的な心理療法には、「回想法」のほか、「芸術療法」などがあります。

これらにより、患者さんの苛立ちや不安を軽減することができると、BPSDの予防や改善につながることがわかっています。また、「認知リハビリテーション」という方法により、脳を使い、活性化することで、認知症の進行を遅らせることが期待できます。

ただし、こういった方法はすべての医療機関や介護施設で行われているわけではなく、実施している場合でも、それぞれさまざまな方法が行われています。どの方法が効果的かどうかを事前に判断するのは困難なので、いくつかの方法を試し、効果が感じられるものを日常生活の中で続けることが勧められます。

その場合、患者さんが不安を感じないように、本人が「やりたい」「楽しい」「無理なくできる」と思うことを選び、1回だけで終わらずに、継続することが大切です。また、上のレベルを目指すのではなく、必ずできるレベルのものを繰り返します。失敗しそうなときは、レベルを下げてください。

 

 

・回想法

認知症の患者さんは、以前と同じように周囲とコミュニケーションがとれないことにいらだちや不安を感じています。そこで、患者さんとコミュニケーションをとりながら、現在の状況を認識させる方法が、回想法です。昔の写真や道具、玩具など患者さんが関心を寄せやすいものを使い、家族やグループで昔の思い出を語り合います。認知症の患者さんは、さいきんのことは覚えていなくても、昔のことは覚えていることが多いため、会話のきっかけになります。また、相手が誰か、自分が誰かがわかって安心感を得られるというメリットがあります。毎回同じことの繰り返しになったとしても気にせず、患者さんの話に耳を傾けてください。

 

・芸術療法

「絵画や工作などの作品を作る」「懐かしい歌を歌う」「楽器を演奏する」などを行い、脳を活性化させます。一人で行う場合と、グループで行う場合があります。この場合も、患者さんが少なテーマを選びます。

 

・認知リハビリテーション

短い文章を読んだり、単語を思い出したりする「メモリートレーニング」が代表的です。患者さんに自信を持たせるために、確実にできるレベルのものを繰り返すことが大切です。

 

 

生活上の工夫

認知症の患者さんは、心の中が不安で満ちています。そんなときに、例えば、「どこに行ったか覚えている?」などと、患者さんを試すようなことを言うと、ストレスが増し、ますます不安になります。周囲の人が病気を理解し、困ったときには患者さんがSOSを出せるよう、先回りして対応するなどの行動をとり、患者さんに無理をさせないことが大切です。そうすれば、ストレスが減り、患者さんが穏やかな気持ちで毎日を過ごしやすくなり、BPSDを防ぐ効果も期待できます。

また、家の中で不安のないようにすることも大切です。暗くてトイレの場所がわからず、失敗したりしないように、トイレに行きやすくするなどの生活環境の調整や改善を図ってください。

 

 

体の健康管理

高血圧や糖尿病などの生活習慣病、あるいはなんらかの持病がある人は、重篤化すると、認知症の治療が難しくなるので、体の健康管理が大切です。バランスの良い食事をとり、適度な運動を行うなど、健康を保つように心がけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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