子供の心臓病|羽村市の接骨院

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子供の心臓病

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は、子供の心臓病の話です。

 

 

 

子供の心臓病は、生まれつき心臓の形や働きに障害のある先天性のものと、生まれたあとに発症するものの2つに大別されます。先天性の心臓病は、生まれてくる赤ちゃんの約100人に1人に見られ、決して珍しい病気ではありません。非常に治療の難しいケースもありますが、現在では、大部分が適切な治療によって無事に成長できるようになっています。なかには、成長の過程で自然に治癒するケースもあります。

生まれてきた赤ちゃんに先天性の心臓病があると分かったとき、ご両親は大きなショックを受けると思いますが、まずは、それがどのような病気であるかを知ることが大切です。

 

 

心臓は全身に血液を循環させるポンプの役割をしています。先天性の心臓病で多いのは、「心室中隔欠損」「心房中隔欠損」「動脈管開存症」の3つです。

・心室中隔欠損症

左右の心室を隔てる壁(中隔)に孔が開いて、本来はない血液の流れが生じます。

 

・心房中隔欠損症

左右の心房を隔てる壁に孔が開いて、本来はない血液の流れが生じます。

 

・動脈管開存症

赤ちゃんが母親の胎内にいるときは、大動脈と肺動脈は「動脈管」で繋がっていますが、生まれた後自然に閉じます。動脈管開存症では、動脈管が閉じないため、本来はない血液の流れが起きます。

 

 

これらの病気では、孔を通じて、血液が通常より多く肺に流れ込むため、心臓や肺に負担がかかり、赤ちゃんには、「呼吸が速く、荒い」「機嫌が悪い、元気がない」「顔色が悪い」「ミルクを飲む量が少ない」「体重が増えない」などの症状が現れます。重い心臓病は、しばしばこのような症状から発見されます。

 

 

先天性の心臓病のうち重症なものは、出生前に行う胎児の超音波検査などで発見されることがありますが、比較的軽症の病気である今回の3つは、胎児の段階で診断することは困難です。

心室中隔欠損症や動脈管開存症は、胸に聴診器を当てると、乳児の早い時期から心雑音が聞こえます。そのため、健康診断やかぜをひいて医師の診察を受けた時に、見つかることが少なくありません。しかし、重症では心雑音が聞こえにくいこともあるため、心雑音以外の症状に周囲の大人が気付くことが大切です。

心房中隔欠損症は、乳児期には症状が出にくく、比較的大きな孔が開いていても、症状が現れる時期が遅いため、就学時の健康診断などで心雑音から見つかるケースが多く見られます。

 

 

これらの3つの病気が見つかっても、軽症であれば生活の制限等の必要はなく、多くは経過観察となります。治療が必要な場合は、次のような治療を行います。

・薬

心臓の負担を軽くするための利尿薬、血管を広げる薬などを使用します。

 

・カテーテル治療

カテーテルを脚の付けの血管から心臓まで送り込み、病変部を治療します。心房中隔欠損症では小学生以上、動脈管開存症に対しては乳児期から行われます。

 

・手術

手術では、心室や心房の孔を塞ぎ、動脈管開存症では動脈管を縛ったり切り離したりします。手術は全身麻酔で行います。心室や心房の孔を塞ぐ手術では、人工心肺が用いられます。

 

 

心室中隔欠損症の場合、全体の1/4ぐらいは2歳ごろまでに孔が自然に閉じます。また、完全に閉じなくても、軽症であれば経過観察を行います。ただし、すでに重い症状がある場合や肺の血圧が高い場合は、すぐに薬を使用します。症状が重く、自然に孔が小さくならない患者さんでは、1歳までに手術を受けることが勧められます。

 

心房中隔欠損症は、孔が自然に閉じることは少なく、赤ちゃんのうちはあまり症状が出ないため、ほかの病気より発見が遅くなりがちです。治療は、カテーテル治療か手術を行います。カテーテル治療であれば小学生以降に、手術は幼児期以降に行いますが、赤ちゃんのうちから症状が見られるようなら、乳児期でも手術を行います。

 

動脈管開存症は、開いている動脈管が細く、症状が非常に軽い場合は、最近はあまり積極的に治療せず、経過観察をする傾向があります。医療機関によって異なりますが、ある程度の症状がある場合は、幼児期以降にカテーテル治療か手術を行います。動脈管が太く、症状が重い場合は、1歳までに手術をうけることが勧められます。

 

 

心房中隔欠損症と動脈管開存症では、カテーテル治療か手術を選択することになります。それぞれの特徴は、カテーテル治療は傷跡が残らず、体への負担が少ないこと、手術は医師が実際に目で見て、直接手で孔や動脈管を塞ぐ確実性です。

選択のためには、まず、医療機関で検査し、血管や孔の位置、孔の形、大きさなどから、カテーテル治療が適しているかどうかが判断されます。両方を行える場合、それぞれの特徴を理解したうえで、保護者が選択します。

 

 

日常生活では、赤ちゃんは、好きなように遊ばせてかまいません。ただし、症状の重い赤ちゃんがかぜをひくと、呼吸器や心臓に大きな負担がかかるため、かぜをひかないように注意します。

重症の心室中隔欠損症や動脈管開存症では、“大泣き”を続けると、重い心不全につながることがあるため、あやしたりして、できるだけ早く泣き止むようにします。

自然治癒ないしは治療が終了している学童期には、基本的に学校の運動に制限はありません。きちんと孔が塞がっていれば、学校生活や運動はほぼ普通どおりにできるようになります。制限がある場合は、主治医から提出される「学校生活管理指導表」にできることとできないことが書いてありますので、親と学校が情報を共有し、指導表に従ってください。

 

 

今回取り上げた3つの病気は、比較的軽症で治療後の経過もよいのが一般的ですが、なかには、成人してから重い心不全や不整脈を起こすケースも見られます。

そうした危険に早期に気付くためにも、自然に孔が閉じたケース以外は、社会人になっても、2〜3年に1回は、心臓の専門医を受診してください。あるいは、通常の健康診断を受ける際に、心臓の状態をチェックしてもらうか、エックス線検査や心電図の検査を併せて受けるとよいでしょう。

“手術を受けたら治療は終わり”というわけではなく、大人になっても定期的に経過観察を続けることが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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