クローン病|羽村市の接骨院

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クローン病

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は、クローン病についてです。

「クローン病」は、大腸や小腸をはじめとする消化管に、原因不明の炎症が起こる病気です。

症状の強弱を繰り返しながら、徐々に進行していきます。

 

 

 

「クローン病」とは、大腸だけではなく、口から食道、胃、小腸、大腸、肛門に至る消化管のどこにでも炎症が起きる病気です。患者数は増えており、多くは10〜20歳代の若い年代に発症します。発症の原因ははっきりわかっていませんが、日本人の食生活が欧米化していることが、増加の要因の一つとして考えられています。

最近は、適切な薬の使用により、病状をコントロールできるケースも見られるようになっています。

 

 

消化管の中でも、起こる頻度が高いのは小腸や大腸で、次の3つのタイプに大別されます。

・小腸型

小腸のみに炎症が起こるものです。

 

・小腸大腸型

小腸と大腸の両方に炎症が起こるものです。クローン病の中では、最も多く見られるタイプです。

 

・大腸型

大腸のみに炎症が起こるものです。

 

 

 

クローン病の主な症状は、「腹痛」と「下痢」です。腹痛がなく、肛門に病状が現れる場合もあります。例えば、肛門の出口に近い部分が切れたり裂けたりする「裂肛」や、肛門内から体外の肛門周囲へとトンネル状の管ができる「痔瘻」などがしばしば起こります。ほかに、「血便」が出たり、「発熱」することもあります。

進行すると、「貧血」「体重減少」などが起こることもあります。また、小腸に炎症が起こると、栄養が吸収されにくくなるため、「成長障害」を起こすケースもあります。

 

 

クローン病は、残念ながら現在のところ完治が難しく、「炎症や症状が起こっている時期」と、「症状が緩和されている時期」を繰り返しながら進行していきます。症状が緩和されている時期から、再び炎症や症状が起こることを、「再燃」といいます。

 

早期に適切な治療を受けないと、再燃を繰り返しやすく、次第に病状が進行して、「狭窄」「ろう孔」「穿孔」といった腸管の合併症を起こし、外科的手術が必要となるケースも少なくありません。

 

・狭窄

再燃を繰り返していると、炎症を起こしている部分にひきつれが起こり、腸管の一部が狭くなります。

 

・ろう孔

炎症によって、腸管どうし、あるいは腸管と膀胱など、近くにあるほかの臓器と腸管が繋がって、トンネル状の通り道ができます。

 

・穿孔

深い潰瘍ができて、腸管に孔が開きます。腹腔内に腸の内容物がもれ出すと、「腹膜炎」のリスクが高まります。

 

このような状態を起こさないため、腹痛や下痢などの症状が続く時は、消化器科の専門医を受診し、早めに検査・診断を受けることが大切です。クローン病と診断された場合は、適切な治療をきちんと受け、病気の進行や腸管の合併症を遅らせるようにします。

 

また、炎症の特徴として、「潰瘍性大腸炎」の炎症が均一で連続しているのに対し、クローン病の炎症は、不連続でところどころに見られることがあげられます。

 

 

 

クローン病は、炎症がどこに起こっているかがわかりにくい病気です。例えば、腹痛と下痢が起こっていても、大腸に異常が見つけられないと、「過敏性腸症候群」と診断されることもしばしばあります。

 

診察では、問診のほか、次のような検査を行い、炎症の有無や起こっている部位などを調べます。

・便検査

最近やウイルスなどによる感染症と鑑別します。

 

・血液検査

全身の炎症反応のほか、貧血や栄養状態などを確認します。

 

・画像検査

確定診断のため、X線検査、内視鏡検査などの画像検査が行われます。最近は新しい内視鏡により、食道、胃、大腸などだけでなく、小腸も調べることができるようになりました。新しい内視鏡には、口から飲み込み、消化管を内蔵カメラで連続撮影したあと、肛門から排出される「カプセル内視鏡」と、日本で開発され、内視鏡の先端に付いたバルーン(風船)を膨らませたりしぼませたりすることで小腸の奥まで挿入できる「バルーン小腸内視鏡」があります。また、「超音波検査」や「CT(コンピュータ断層撮影)検査」「MRI(磁気共鳴画像)検査」などの画像検査も行われます。

 

 

 

クローン病の治療には、「薬物療法」「顆粒球除去療法」「手術療法」「栄養療法」などがあります。治療の中心は、炎症や症状を緩和する「薬物療法」です。

 

・薬物療法

病状が軽症の場合は、「5−アミノサリチル酸製剤(メサラジン)」を使います。病状が進んでいる場合は、炎症を抑える「ステロイド薬」や「免疫調節薬」などが用いられます。最近は、炎症を起こす生理活性物質「TNF−α」を抑える「抗TNF−α抗体製剤」が有効な治療薬として用いられます。

薬の使い方の基本は、炎症を抑える作用の弱い薬から使い、症状の程度によって、徐々に作用の強い薬に変更していきます。ただし、炎症や症状を早く抑える必要がある患者さんの場合には、最初から強い薬を使う場合もあります。

また、病気を進行させないためには、症状が緩和されている期間も薬を使い続けることが大切です。服薬する期間が長期にわたるため、定期的に血液検査を行うなどして、薬の副作用に注意します。

 

 

・顆粒球除去療法

炎症を起こす原因となる活性化した白血球中のうち、「顆粒球」と呼ばれる成分を除去するために、「血球成分除去療法」の一種である顆粒球除去療法を行うこともあります。

 

 

・手術療法

以前は、病気の進行を抑えることが難しく、手術に至るケースが大変多かったのですが、最近では抗TNF−α抗体製剤の使用により、手術に至るケースが徐々に少なくなってきました。

診断を受けた時に狭窄や瘻孔、穿孔がすでに起きているなどの場合は、治療の始めに狭窄を広げたり、腸管を切除する手術を行うケースもあります。

 

 

・栄養療法

患者さんの状態によっては、栄養状態を改善させるための「栄養療法」を行うこともあります。例えば、小腸の手術を繰り返して、栄養を吸収できなくなった場合などは、点滴や、鼻からチューブを入れて腸に直接栄養を送る「経腸栄養」で栄養を補ったりします。

 

 

食事の影響が大きいため、「暴飲暴食をしない」ことのほか、動物性脂肪の多い食事は悪影響を及ぼすとされているので、「動物性脂肪を控えめにする」ことが大切です。また、不摂生やストレスは病状の悪化や再燃につながりますから、「不摂生をしない」「ストレスをためない」などにも注意します。

 

禁煙すると、その後の経過がよいことがわかっていますので、喫煙している場合は必ず禁煙してください。アルコールに関しても、控えめにした方が安心だと考えられます。

早い段階から治療にとりかかり、十分に病状をコントロールすれば、症状が改善され、健康な人と変わらない社会生活を送ることも可能になってきています。

 

 

 

 

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