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治りづらい膀胱炎に注意!

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こんにちは、まろん鍼灸接骨院です。

今回は、膀胱炎についてです。

・膀胱炎 ー 症状は似ていても治りづらいタイプがある!

 

 

 

 

膀胱炎とは、尿をためる袋である「膀胱」に炎症が起こる病気で、女性に多く見られます。ほとんどの「膀胱炎」は、細菌感染によって起こるので、抗菌薬で治りますが、抗菌薬では治りづらいタイプの膀胱炎も少なくないことがわかってきました。今回は、この「治りづらい膀胱炎」について紹介します。

 

 

◇膀胱炎のタイプと原因

膀胱炎には、大きく分けて「急性」と「慢性」があります。

「急性膀胱炎」は、細菌が原因で起こります。「1回の排尿量が少なく、頻尿となる」

「排尿の最中や終わりにジーンとしみるように痛む」「残尿感がある」「尿が白く濁る」「出血があり、トイレットペーパーに血液がつく」などの症状が見られます。

 

原因となる細菌の約8割は、「大腸菌」です。大腸菌は、大腸を住処とする常在菌で、便の中にも多く見られ、肛門の周りや膣付近にも常に存在しています。女性は、肛門と尿道口の位置が近いので、細菌が尿道口から膀胱に侵入しやすく、急性膀胱炎になりやすいと考えられています。

 

一方、「慢性膀胱炎」の原因はさまざまです。「膀胱結石」によって起こるもの、病気治療のために膀胱にカテーテルを長期間留置しておこるもの、抗がん剤などによって起こる「薬剤性膀胱炎」、がんの放射線治療から10年前後以降に副作用として起こる「放射線性膀胱炎」などがあります。

 

このほか、原因がまだ解明されていない慢性膀胱炎として「間質性膀胱炎」があります。10年ぐらい前から徐々に知られてきている病気です。

 

 

 

間質性膀胱炎の患者さんは、現在20〜40万人いると言われています。しかし、診断されにくい病気なので、実際の患者数はそれ以上と推測されます。

 

間質性膀胱炎は、急性膀胱炎のように、排尿の最中や終わりにジーンとしみるような痛みがあるのではなく、「尿がたまるにつれてだんだん痛くなる」「不快感や圧迫感がある」「排尿すると楽になる」などが特徴です。

 

また、急性膀胱炎より激しい頻尿が起こります。1日に十数回、重いケースでは昼夜を問わず数十回に上ることもあります。正常な1日の尿量は1500mlとされますが、それが増えているわけではなく、1回ごとの尿量が減ります。排尿すると痛みが軽減されるので、楽になりたくてトイレに行くことで、さらに頻尿になるケースも見られます。

 

 

 

膀胱の内側には、「粘膜層」があり、細菌から膀胱を守ったり、尿が膀胱に染み込まないようにしたりする防護壁の役割をしています。間質性膀胱炎の場合、粘膜層が傷つき、欠損部分のあることが確認されています。粘膜が欠損する原因については不明ですが、欠損し、粘膜下層(間質)に炎症が起きると、神経に尿が触れ、尿の成分がしみて痛みが生じると考えられています。

また、膀胱内に潰瘍があるタイプとないタイプがあることもわかっています。

 

 

 

膀胱炎のタイプは、大抵の場合、「問診」で推測できます。さらに、尿の中の白血球の有無を調べる「尿検査」や、尿の中の細菌の種類を調べる「尿培養検査」を行うことがあります。細菌が見つかれば、急性膀胱炎であることが明らかになります。

 

細菌が見つからず、症状から間質性膀胱炎が疑われる場合には、患者さんが「排尿日誌」をつけ、1日の水分摂取量や1回ごとの尿量などを記入します。そのほか、「尿流量測定」をして、尿の勢いを見たり、「残尿測定」で排尿後に膀胱の中に残っている尿の量を調べたりします。

 

さらに、尿道から内視鏡を入れて膀胱の中を直接見る「膀胱鏡検査」を行います。赤いビロード状の潰瘍が見つかれば、間質性膀胱炎と診断されます。潰瘍がなくても、膀胱を広げたときに赤い点状の出血(点状出血)が見られたら、間質性膀胱炎が疑われます。

 

 

 

急性膀胱炎の場合は、原因のほとんどが大腸菌だと考えられるため、適切な抗菌薬を使えば、治すことができます。

間質性膀胱炎の原因はわかっていないため、症状を軽減する対症療法が行われます。

 

 

◇薬物療法

間質性膀胱炎に対する薬物療法では、「三環系抗うつ薬」「抗ヒスタミン薬」「抗アレルギー薬」などを使うことによって、痛みや頻尿が軽減することがあります。

 

◇手術療法

間質性膀胱炎では、膀胱が縮んでいるので、膀胱の中に生理食塩水を注入する「膀胱水圧拡張術」を行うことがあります。この手術で約80%の患者さんに症状の改善が見られました。なぜ膀胱水圧拡張術を行うと効果があるのか、その理由は不明です。しかし、縮んだ膀胱が水圧で膨らむ際に、粘膜に張り付いて病気を起こす因子が剥がれ落ち、新しい組織が再生されやすくなるのではないか、と推測されています。

 

 

 

間質性膀胱炎は再発しやすい病気で、膀胱拡張水圧拡張術を行なっても、半年後に再発する場合もあります。しかし、膀胱水圧拡張術は繰り返し行うことができます。

一方、潰瘍がある間質性膀胱炎の場合は、「経尿道的潰瘍切除術」、あるいは「経尿道的潰瘍凝固術」という治療法を併用します。潰瘍の部分を電気やレーザーを用いて切除したり凝固させると、周囲の正常な粘膜細胞が潰瘍の痕を覆って再生を促します。

 

 

 

 

◇生活上の注意点

尿には、食べたものの成分が溶け出します。そこで、炎症のある部位にしみると痛みを感じる食品はとるのを避けるようにします。柑橘類やそのジュース、いちご、トマト、アルコール、とうがらしなどの香辛料はしみると言われているので、間質性膀胱炎のある患者さんは注意してください。

 

膀胱炎が治りにくいと、間質性膀胱炎を疑うかもしれません。しかし、すべてが間質性膀胱炎というわけではなく、急性膀胱炎というわけではなく、急性膀胱炎を繰り返している場合も多いので、適切な診断が必要です。

 

急性膀胱炎を繰り返さないためには、「処方された抗菌薬は使い切る」「排便後は前から後ろへ拭く」「便秘に注意する」「性交渉前はシャワーを使い、性交渉後は早めに排尿する」「生理パッドや尿漏れパッドはまめに交換する」などに気をつけてください。しかし、“清潔第一”と、入浴中に尿道口付近をせっけんでごしごし洗いすぎると、体が備えた自然な防御機構まで壊してしまうおそれがあるので、洗いすぎには注意しましょう!

 

 

 

膀胱炎を繰り返す人は、どんなときに起こりやすいかを振り返り、膀胱炎を起こしやすい習慣が思い当たれば、それを改善することで再発が予防できます。また、治療を受けていても頻尿が治らなかったり激しい頻尿が続いていたりする人は、間質性膀胱炎の可能性もあるので、泌尿器科の専門医に相談してみてください!

 

 

 

 

 

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