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脳卒中の後遺症ー手足がつっぱったら

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は、脳卒中の後遺症についてです。

 

 

 

 

「脳卒中」では、脳が障害を受けた部位により、さまざまな後遺症が残ります。代表的なのは、体の左右どちらかが麻痺して力が入らなくなる「片麻痺」、言葉が出てこなかったり、ろれつが回らなくなる「言語障害」などです。

特に多く見られるのが片麻痺ですが、片麻痺の起こっている手足には“つっぱり”が生じることがあります。これを「痙縮」と呼びます。

 

痙縮は、筋肉が緊張しすぎているために、手足が動かしにくくなったり、本人の意思とは関係なく動いてしまう状態を言います。手の指を握り込んだまま開けなくなったり、肘が曲がったままの状態になったり、足先が足の裏側に向かって曲がってしまうなどの症状がよくみられます。

 

 

・脳卒中発症後、数ヶ月して現れる

片麻痺も痙縮も、筋肉の動きを司る運動神経が障害されることで起こります。脳卒中を発症し、脳から抹消の運動神経へとつながる伝達経路が障害を受けると、運動に関わる脳からの信号が届かなくなるため、片麻痺が現れます。さらに、信号が届かない状態が数ヶ月以上続くと、運動神経が勝手に興奮するようになります。それによって、筋肉の緊張が亢進するために痙縮が起こるのです。

 

そのため、痙縮は脳卒中の発症直後ではなく、しばらく経ってから現れます。脳卒中の発症から3ヶ月後に2割程度、12ヶ月後には4割程度の人に起こるとされています。

痙縮が生じ筋肉が過度に緊張している状態が続くと、筋肉が固まって関節の動きが制限されるようになり、痛みが生じることもあります。そのため、痙縮があるかどうかを見逃さないことが大切です。

 

 

痙縮がある場合、患者さん本人がつらいと感じるだけでなく、介護時の負担になるなど、家族や介護者にも影響が生じます。

 

痙縮による影響

衛生面に問題が生じたり、激しい痛みが現れたりする

 

痙縮がある場合、患者さん本人がつらいと感じるだけでなく、介護時の負担になるなど、家族や介護者にも影響が生じます。

 

介護時の負担

痙縮がある患者さんの家族などから最も多い相談は、介護時の負担が大きいということです。痙縮がある患者さんを移動させたり、トイレを介助したりする際に、大きな労力が必要になるためです。

 

・不衛生

例えば、手の指を握りこんでしまうため、手のひらを洗うことが難しくなり、「皮膚炎」などを起こすことがあります。

 

・動作が困難

足に痙縮があるために歩行が困難になったり、肘が曲がったままになるために着替えが難しくなるなど、日常生活上の動作に支障を来します。

 

・激しい痛み

痙縮が進行すると、筋肉のつっぱりが強くなって激しい痛みが起こることがあります。

 

このようなことから、痙縮があると生活の質が低下することも少なくありません。症状のために困難が生じている場合は、早めに治療を検討しましょう。

 

 

痙縮の治療法はいくつかあり、治療の効果が体の広範囲に及ぶものもあれば、手足など特定の部分にのみ効果があるものもあります。また、効果が現れている時間が一時的なものもあれば、持続的なものもあります。

 

 

痙縮の主な4つの治療法

・内服薬

筋肉の緊張を緩める薬を用います。効果は広範囲かつ一時的であり、痙縮が起きていない部位にも作用し、「脱力」などを起こす場合があります。

 

・フェノールブロック

筋肉を緊張させている神経に、神経細胞を破壊する作用のある「フェノール」という薬を注射して、神経の伝達を遮断します。神経細胞は再生するため、効果は局所的かつ一時的ですが、効果の高い治療法です。

 

・ボツリヌス療法

「ボツリヌス毒素」を筋肉に注射して、筋肉の緊張を緩和する治療法です。2010年に痙縮に対する治療において健康保険が適用された、比較的新しい治療法で、効果は局所的かつ一時的です。

 

・手術

筋肉を緊張させている神経を部分的に切断したり、神経を細くしたりする手術です。痙縮が広範囲に見られる場合は脊髄の神経根に対して、部分的な痙縮あれば末梢神経に対して行います。そのほか、痙縮によって短縮した腱に対する手術などが行われることもあります。

治療を受けるなら効果が持続する方法を選択したいと考える人は多くいます。しかし、痙縮の治療は脳卒中による麻痺そのものを治す訳ではありません。手術の場合、一度手術を受ければ痙縮はよくなりますが、痙縮が改善しすぎたために逆に動作が困難になるなど、新たな影響が生じて元に戻せないというデメリットもあります。そのため、一般的には一時的な治療法を繰り返し行うことが選択されます。

 

治療により痙縮が軽くなったら、筋力増強やストレッチ、正しい姿勢や歩行パターン、日常生活動作の習得といったリハビリテーションを行い、痙縮がある部位の柔軟性を維持することが大切です。それにより、再び痙縮が生じるのを防ぐ効果があります。

 

 

ボツリヌス療法は、筋肉の緊張を引き起こす運動神経の働きを抑えるボツリヌス毒素を注射する治療法です。“毒素”どいっても全身への悪影響はなく、治療では少量しか使わないため、安全性が高いとされています。

治療の効果は注射の2〜3日後から現れますが、患者さん自身が効果を実感するのは、2週間程度たってからのことが多いようです。また、通常、効果は2〜4ヶ月で弱まってくるので、多くの場合再び治療が必要になります。注射後の副作用としては、注射部位が赤く腫れたり、体のだるさを感じることがあります。また、まれに呼吸が苦しい、ものが飲み込みにくいといった症状が現れることもあります。副作用が現れた場合はすぐに担当医に伝えてください。

ボツリヌス療法を足に行った場合、痙縮の改善によって歩き方が変化するため、慣れるまでは転倒に注意が必要です。

 

 

痙縮が生じてから年数が経過している患者さんも、ボツリヌス療法で治療することが可能です。実際に、発症後30年たっている患者さんがボツリヌス療法によって症状が改善した例もあります。痙縮で困っていたり、内服薬で十分な効果が得られなかったりする患者さんは、ボツリヌス療法について、一度担当医に相談してみると良いでしょう。

 

 

 

 

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