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知っておきたい肺がんの薬ーどう選ぶ?

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は肺がんの薬についてです。

 

 

 

 

日本では、一年間に約10万人が「肺がん」を発症しています。肺がんの治療に用いられる「抗がん剤」は、20年ほど前は副作用が強く、期待した治療効果が得られない場合も多くありました。しかし現在では、効果が十分に得られるようになっています。肺がんが脚の骨に転移して歩行できなかった患者さんが、歩いて通院できるまでに改善した例もあります。

ただ、抗がん剤は、よく効く患者さんがいる一方、なかなか効果が見られない患者さんもいます。効果的な治療のためには、患者さんの状態や肺がんのタイプに合った抗がん剤の選択が必要です。

 

 

肺がんの治療法は、「手術」「放射線療法」「抗がん剤治療」に大別されます。

がんが肺の中にとどまっている早期がんの場合は、手術や放射線療法による治療が中心となり、抗がん剤治療は再発予防のために加えられます。この場合は、肺がんの根治が治療の目標です。

肺がんが進行して、脳や肝臓、副腎、骨といったほかの臓器に転移している場合は、抗がん剤治療が中心となります。この場合は、現在のところ根治を目指すことは困難であるため、がんの進行を遅らせて生活の質を保つことが治療の目的となります。しかし、抗がん剤の進歩により、数年にわたって治療効果が得られるようになってきています。

 

肺がんの治療に用いられる抗がん剤は、大きく次の2つに分けられます。

・従来の抗がん剤

「殺細胞性抗がん剤」とも呼ばれ、増殖しているすべての細胞に対して作用します。がん細胞にとどまらず、周りの正常な細胞にも作用が及ぶため、さまざまな副作用も現れます。

 

・分子標的薬

近年注目されている抗がん剤です。がん細胞には特徴的な分子の異常があり、分子標的薬はその異常に対して作用するため、がん細胞だけを狙い撃ちすることができます。大きな効果が期待できますが、正常な細胞にも多少作用するため、副作用が全くないわけではありません。

 

最近は、遺伝子レベルでの分子標的薬の研究が進歩し、治療前に薬の効果の有無がわかるようになってきました。それにより、個々の患者さんに合わせて治療をする「個別化治療」が進んでいます。

 

 

ある程度進行した肺がんの治療では、まず、患者さんが抗がん剤による治療に耐えられるかどうかが重要なポイントになります。それを調べるための要素となるのが、「年齢」「体力」「持病の有無」「肝臓や腎臓の状態」などです。

年齢は、75歳前後までが1つの目安になります。体力は、少なくとも軽い労働ができる程度が必要と考えられ、ふだんの生活がどの程度できているかを目安とします。ただ、年齢や体力が目安を満たしていても、持病の内容や程度によっては、治療が難しい場合もあります。肝臓や腎臓の状態に関しては、機能が正常であれば、特に問題はありません。

 

肺がんは、「非扁平上皮がん」「扁平上皮がん」「小細胞肺がん」に大別され、非扁平上皮がんはさらに「腺がん」と「大細胞がん」に分けられます。非扁平上皮がんは非喫煙者に多く、腺がんは肺がん全体の約50%、大細胞がんは約5%を占めています。扁平上皮がんと小細胞がんは喫煙者に多く、扁平上皮がんが全体の約30%、小細胞がんは約15%を占めます。こうした肺がんのタイプによっても、抗がん剤の選択は異なります。

 

 

非扁平上皮がんの場合、特定の遺伝子変異のある人とない人がいます。現在わかっているのは、「EGFR(上皮成長因子受容体)」というたんぱく質をつくる遺伝子に変異がある場合と、「EML4」と「EML4−ALK融合遺伝子」が生じている場合です。これらは通常、どちらか一方があるか、どちらもないかで、両方がある人はほぼいません。こうした遺伝子変異の有無により、分子標的薬が選択されます。

 

 

・EGFRの遺伝子変異がある場合

分子標的薬の「ゲフィチニブ」や「エルロチニブ」が用いられます。どちらも内服薬で、効果が見られる限り継続して服用します。効果が見られるかぎり継続して服用します。効果が見られなくなってきた場合や、患者さんが副作用に耐えられないという場合は、従来の抗がん剤に切り替えます。

 

・EML4−ALK融合遺伝子がある場合

「クリゾニチブ」という分子標的薬が選択されます。この薬も内服薬で、効果が高いと考えられています。効果が見られる限り服用を継続しますが、効果が見られなくなったり、患者さんが副作用に耐えられないという場合は、従来の抗がん剤に変更します。

 

・遺伝子変異がない、不明の場合

前述のどちらにも遺伝子変異がない、あるいは変異の有無がわからないといった場合は従来の抗がん剤を用いて治療します。

 

 

従来の抗がん剤にはさまざまな種類がありますが、肺がんの治療の中心になるのは「プラチナ製剤」です。プラチナ製剤と、それ以外の抗がん剤の中から1剤を選んで組み合わせ、2剤併用での治療が行われます。

最近は特に、「ペメトレキセド」という抗がん剤を、プラチナ製剤に組み合わせることが多くなってきています。主に非扁平上皮がんの治療に用いられます。

 

 

さらに効果を高めるために、「ベバシズマブ」という分子標的薬をくわえて用いる場合もあります。ベバシズマブには、がん細胞が成長するのに必要な新しい血管ができるのを妨げる作用があり、「血管新生阻害薬」とも呼ばれています。

従来の抗がん剤は、点滴で投与されます。月1回の治療を4〜6ヶ月間繰り返し行い、その後は治療を休むのが一般的です。しかし、最近は治療を休まず、その間にペメトレキセドやベバシズマブを単独で用い続ける、「維持療法」も行われるようになってきました。

こうした治療の効果が見られなくなった場合、まだ用いていない他の種類の抗がん剤を1剤選び、単独で使用します。

 

 

それぞれ次のような治療が行われます。

・扁平上皮がんの場合

プラチナ製剤が中心に用いられ、それ以外の抗がん剤を1剤選んで併用します。多くは、「ゲムシタビン」「ドセタキセル」「パクリタキセル」のいずれかを併用します。

 

・小細胞肺がんの場合

プラチナ製剤を中心に、「エトポシド」か「イリノテカン」を併用するのが一般的です。

 

 

 

 

 

 

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