「いのち全体のケア」におけるスピリチュアルケア|羽村市の接骨院

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「いのち全体のケア」におけるスピリチュアルケア

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こんにちは。まろん鍼灸接骨院です。

今回は、スピリチュアルケアについてです。

 

 

 

病気になった人が主体的に医療と向き合うことで、生き生きとしたいのちの手がかりが見つかるのではないか、ということを前回述べましたが、医療の側でもそれを支える方法が模索されているようです。生物学的な意味で傷んだ身体を「治す」医療から、よりよいいのちを生きるための「ケア」の必要性が説かれる、つまり「cure(治療)からcareへ」が目指される領域も出てきています。

 

典型的なのは、がん患者を中心に発展してきた「死に行く人の看取り」です。ホスピスケアとかターミナル(終末期)ケア、また医学的には「緩和ケア」といったりもします。ホスピスは、治療による回復の見込みが得られなくなった人を心身両面から支える、キリスト教の活動が起源にあります。仏教が基盤となった同様の活動・ビハーラについても、だんだん知られるようになってきています。

ホスピスやビハーラのようなケアにおいては、患者の苦痛を取り除く、ということは勿論重要ですが、それ以上に、「いのちの尊厳を保ち、安らかな心で最期を迎えることができる」ということを目指しており、その意味で、「いのち全体のケア」といえるでしょう。

本来、医療が備えているはずだった「いのち全体のケア」という側面は、死に行く人の看取りという場面になって、やっと前面に現れてくる、ということですね。

 

 

20世紀のある時期までは、このことさえほとんど気づかれていませんでした。病気に打ち勝つこと、健康を増進することこそが医療の目的であると考えられ、実際に大きな成果が上げられる中で、cureに比重が置かれ、careにはあまり関心が寄せられない時期がありました。

他方、病む人のケアや看取りを病院・医療に委ねる、ということは、ある時期までは決して一般的ではなく、「畳の上で最期を迎える」のが普通のことだった時代が長く存在したわけですが、次第に医療が発展し、特に第二次大戦以降、生活のより多くの部分が医療に依存するようになって、近年では病院で亡くなる人が8割を越えるまでになりました。

ところが、21世紀に入る頃から(欧米ではもう少し早かったようです)、自宅で最期を迎えるのが望ましい、という考え方が広まってきました。がんのように、治療が比較的長期に亘り、ある程度死期が予想される病気については、確かに病院で最期を看取る必然性はない。むしろ、これまで生きてきた自分の家の方が、一生を振り返りながら人生の最後の時を過ごす場所としてふさわしいのではないか。家族や友人たちに接しやすく、家の界隈や身の回りも含め慣れ親しんだ場であり、そうした環境そのものが、その人のいのちと切り離せないものであって、そこで死を迎えるのが好ましい、と考えられるようになってきています。いのち全体のケアが、再び「家」に回帰しつつある、という状況なのかもしれません。

 

このようなケアにおいては、従来医療が担ってきた身体的な次元での改善に加えて、心理的な改善、社会的な面での改善、さらに「スピリチュアル」な面での改善が目指されます。

スピリチュアルな面での改善とは、死を迎える人間の苦悩(これは非常におおきなものです)に向き合いながら、その人の人生、いのち全体をより安らぎのあるものにすることを目指すものであり、そこには何らか宗教的なものが関わってくる。それは「死んだらどうなるのか」「これまでの人生にはどういう意義があったのか」といった問いへの答えを求めることであり、また、生きている人と亡くなった人との関わり合いについて理解しようとすることなども含まれます。それに対する答えや指針は、医療ではなく、むしろ文化伝統や宗教などから見出されるものであり、伝統的な死生観といった要素なども組み込んだケアのあり方が求められます。

 

1つ補足すると、「スピリチュアル」というのは必ずしも特定の宗教に関わるものではありません。現在、さまざまな宗教的背景を持つ人同士がともに暮らす時代になっていますし、特定の宗教にそれほど関わりを持たない人も少なくありません。そうした差異に関係なく、生きていれば、そして死を前にすれば、誰もがスピリチュアルな問題や悩みに直面することになるわけで、そうした特定の宗教に還元できないような深い次元の心の問題に向き合っていく、ということが、現代的なスピリチュアルケアの特徴です。伝統的には「ともに祈ること」がまず求められることでしたが、現在では「傾聴」すること、また、相手の近くにいて、その気持ちに寄り添ってできるだけ深く理解することが、より重視されるようになってきています。

 

 

 

 

 

 

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