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忍び寄る脂肪肝:改善するには?
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こんにちは、まろん鍼灸接骨院です。
今回は、脂肪肝を改善するには、です。
脂肪肝やナッシュを改善するには、適切な食事や運動が大切です。
僅かに体重が減るだけで、十分に効果が見られることもあります。
・脂肪肝の改善方法
→食事療法と運動療法を行う。生活習慣の治療も大切!
非アルコール性脂肪肝は、その一部がナッシュとなります。そして、ナッシュから肝硬変や肝がんに進行してしまうことがあります。いったん肝硬変や肝がんまで進んでしまうと、たとえ治療を行っても、肝臓を元の状態に戻すことはできません。
しかし、脂肪肝やナッシュの段階であれば、肝臓を健康な状態に戻すことは十分に可能です。
肝臓は、脂肪がたまりやすい臓器ですが、一方で、簡単に減らすこともできる、という特徴があります。そのためには、食事や運動など、生活習慣の見直しが大きな鍵となります。
◇食事療法
食事療法を行うためには、まず計算式に自分の体重・身長を当てはめ、現在の肥満度と理想体重を計算します。減量が必要な場合には、理想体重を減量の最終的な目標とします。
①肥満度を求める
BMI指数 = 体重(kg)/ 身長(m)× 身長(m)
BMI 18.5以上25未満 → 普通
BMI 25以上 → 肥満
②理想体重を求める
理想体重(kg)= 身長(m)× 身長(m)× 22
③1日の適正エネルギー量を求める
1日の適性エネルギー量(kcal)= 理想体重(kg)× 身体活動量(kcal/kg)
ただし、理想体重と現在の体重の差が大きい場合、一気に体重を落とそうとするのはよくありません。極端な食事制限を行うと、かえって肝炎を悪化させてしまうこともあるからです。徐々に減らしていくことが大切です。
次に、理想体重と日常の身体活動量から、1日に摂取すべき適正エネルギー量を計算します。そして、3回の食事に分けて、1日でそのエネルギー量をとるようにします。
最近は、レストランのメニューやお弁当などにも、エネルギー量が表示されている場合が多くなってきています。それらも参考にして、自分の適正エネルギー量を守るようにします。
食事療法を成功させるために重要なのは、間食を控えることです。少しだけのつもりでも、回数が多くなれば、摂取エネルギー量は増えてしまいます。
果糖のとり過ぎにも注意します。健康にいいと思って食べている果物や、水分補給のための清涼飲料水で、思っている以上に果糖をとり過ぎてしまうことがあります。
◇運動療法
習慣的に運動を行い、運動量を増やすことで、肝臓に溜まっている脂肪をエネルギーとして消費することができます。
勧められるのは有酸素運動です。ウォーキングやサイクリングなら、比較的長い時間続けることができます。肝臓の脂肪は比較的短時間の運動でも燃焼しますが、ウォーキングであれば、1回20〜30分間、週に5回ほど行うのが理想的です。
◇生活習慣病の治療
脂肪肝のある人は、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病を合併していることがよくありますが、これらを治療することが、脂肪肝の改善にもつながります。
健康診断などで指摘されている生活習慣病があったら、それを放置せず、きちんと治療を受けることが大切です。
・治療と効果:生活に治療を取り入れる。わずかな減量でも効果アリ!
とはいえ、食事療法や運動療法をきちんと実行するのは意外に難しく、特に運動療法は、なかなか長続きしないものです。そこでお勧めしたいのが、毎日の生活の中に、運動を取り入れるやり方です。
例えば、外出した時、駅ではエスカレーターを使わずになるべく階段を使う、家にいるときはこまめに掃除をするなど、体を動かすようにします。
このように、運動を日々の生活に取り入れてしまうことで、無理なく運動量を増やすことができます。少ないようですが、肝臓の脂肪を減らすにはこれで十分効果があります。
減量は、理想体重を目指して行いますが、そこまで体重が落ちない段階でも、脂肪肝の状態は改善されてきます。体重の7%の減量で絵、脂肪肝は改善するというデータがあります。
まとめ
脂肪肝やナッシュは、食事療法や運動療法で改善できます。
肝臓の脂肪は燃焼しやすいので、こまめに続けていきましょう!
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