子どもの中耳炎|羽村市の接骨院

まろん鍼灸接骨院
  • 各種健康保険
  • 労災保険
  • 自賠責保険(交通事故治療)

お問合せはこちら・予約不要

TEL:042-578-9146
  • 8:00~21:00
  •              
  • 木・日曜休診
  • 駐車場完備

はむらん「三矢会館」停留所より徒歩1分

スタッフブログ

子どもの中耳炎

  • スタッフブログ

こんにちは、まろん鍼灸接骨院です。

今回は、子どもの中耳炎についてです。

子どもは、耳の痛みや違和感を、なかなか言葉で表現できません。

大人が子どもの変化に気付いてあげることが大切です。

 

 

 

 

・中耳炎とは?:鼻や喉から耳管に病原体が侵入し、炎症を起こす病気

鼓膜の奥の部分を、「中耳」と言います。中耳炎は、この中耳に何らかの原因で炎症が生じる病気です。

 

中耳は、“耳管”と呼ばれる管で、口や鼻とつながっています。口や鼻に侵入した肺炎球菌やインフルエンザウイルスなどが、さらに奥に入って行き、中耳に到達して感染します。

 

子どもは、免疫が未発達で抵抗力が弱く、風邪を引いた後、これらの細菌やウイルスが中耳へ入ってしまいがちです。そのため、大人に比べ、中耳炎を発症しやすくなっています。

 

 

 

・中耳炎のタイプ:炎症の原因と起こり方によって、タイプが分かれる

中耳炎は、症状や経過などによって、次のようなタイプに分けられます。

 

◉急性中耳炎

細菌やウイルスなどの感染により、中耳に急性の炎症が起きた状態です。

急性中耳炎にかかると、鼓膜が赤く腫れ上がり、水ぶくれができたりします。ひどい場合は、鼓膜が破れてしまうこともあります。しかし、一旦破れても小さな孔なら自然に塞がり、聴力に影響が出ることもありません。

乳幼児期に多く、生後1歳までに約60%、3歳までに約80%がかかるといわれています。

 

症状は、耳の痛みから始まります。耳から膿が出る耳垂れや、発熱を起こすこともあります。

 

急性中耳炎が治りきっていないと、後述する反復性中耳炎や滲出性中耳炎に移行することがあります。また、鼓膜の孔が塞がらない慢性中耳炎になることもあります。

 

痛みを言葉で訴えられない乳幼児は、ぐずる、夜泣きをする、しきりに耳をいじる、などで表現することがあります。これらのサインを見逃さないようにしましょう!

 

 

◉反復性中耳炎

急性中耳炎が6ヶ月以内に3回以上、1年以内に4回以上発症した場合、反復性中耳炎と診断されます。2歳児未満に多く、最近は増加傾向にあります。

何度も急性中耳炎にかかる理由の1つに、乳幼児は免疫の働きが弱いことがあげられます。一度急性中耳炎にかかると、抗菌薬などで治療しても、次々に新しい細菌やウイルスに感染しやすいのです。

 

抗菌薬が効きにくい”耐性菌“が増え、既存の抗菌薬では効果が不十分になることも、要因の1つです。

一方、急性中耳炎が治ったと勘違いして薬の服用をやめてしまい、残った菌によって再び悪化するケースもあります。

 

 

◉滲出性中耳炎

何らかの原因で、中耳に”水“がたまった状態を、滲出性中耳炎といいます。

水の正体は、滲出性液と呼ばれる、中耳にたまった血液成分のうちの、水やたんぱく質などが染み出してきたものです。皮膚をすりむいた時に、滲み出てくる液体と同じようなものです。

 

滲出性中耳炎の原因の1つは、急性中耳炎を起こした後の細菌の残骸に反応して浸出液がたまることです。副鼻腔炎、上咽頭炎、アレルギーなども、原因になります。浸出液は、中耳にたまり過ぎると、難聴の原因になったり、浸出液そのものが炎症を起こしたりしてしまうことがあります。

 

滲出性中耳炎は、3〜6歳の幼児に多く、子どもの難聴の原因として、最もよく見られるものです。

 

聞こえが悪くなっても、周りの大人は気付きにくいものです。呼びかけに対して反応が鈍くなる、呼んでも返事をしない、活発さがなくなる、テレビに近づいて見る、聞き違いが多いなどが、難聴のサインです。

 

 

 

◇真珠腫は手術で完全に取り切る

滲出性中耳炎の原因の1つに、真珠腫があります。

乳幼児の真珠腫は、多くは先天性のものです。中耳にできる真珠のような白い塊で、周囲の骨を破壊してしまう、一種の良性腫瘍です。

 

真珠腫が見つかった場合は、手術で取り除きますが、完全に取り切らないと、再発を繰り返して、何度も手術が必要になってしまいます。早めに、専門医の診断と治療を受けておきましょう。

 

 

 

・中耳炎の治療:経過観察、薬物療法、手術の中から、程度に応じて選択する

急性中耳炎と反復性中耳炎、滲出性中耳炎とでは、治療法が異なります。

ただ、いずれも手術を行わず、薬などで治療をする薬物療法と、手術療法があります。

 

◉薬物療法

急性中耳炎では、問診や症状などから、感染した最近の種類を推測し、それに合った抗菌薬を選択します。

使用される抗菌薬には、ペニシリン系、セフェム系、ニューキノロン系、カルバペネム系などがあります。

一般的には、まずペニシリン系の抗菌薬を使用し、効果が見られなかった場合は、使用量を増やしたり、他の薬に替えたりするなどの対応をします。

 

反復性中耳炎の場合も、その都度、抗菌薬による治療を行います。また、保険適用外ですが、抗菌薬以外に十全大補湯という漢方薬が効果的であることもわかっています。

そして、何度も発症を繰り返すようなら、手術療法を検討します。

 

滲出性中耳炎では、マクロライド系と呼ばれる抗菌薬や、カルボシステインという消炎剤などが用いられます。

発症から3ヶ月間、薬物療法などで経過を見て、効果がないと判断したら、手術療法を検討します。

 

 

 

◇薬は完治するまで飲み続ける!

特に反復性中耳炎では、子どもにたびたび抗菌薬を飲ませることになり、心配される方が多いようです。

また、主要な症状である耳の痛みは、一晩程度で治ってしまうことが多いため、完治したように見えて、薬の服用を中断したくなるかもしてません。

 

しかし抗菌薬は、完全に効果が出るまで使用を継続しないと、完治しません。症状がなくなっても、医師の指示通りの量を、指示通りの期間、きちんと飲み続けることが大切です。

 

 

◉手術療法

反復性中耳炎も滲出性中耳炎も、1泊程度の入院、もしくは外来でできる「鼓膜換気チューブ留置術」という手術などが検討されます。鼓膜を少し切開し、そこに直径2〜3mmの小さなチューブを挿入する方法です。

 

チューブの孔を通じて空気が出入りできるようになり、中耳が乾燥します。それにより、中耳の粘膜が回復するのを待ちます。

 

チューブには、2〜3年間の長期間留置するものと、半年〜1年間の短期間留置するものがあります。最初は、数ヶ月で自然に耳の外側に抜け落ちる、短期間留置用のものが勧められます。これにより、70〜80%の子どもは完全に治ります。

 

耳にチューブが入っていても、日常生活に不便はほぼありません。ただ、入浴や水泳を行う場合は、主治医に相談のうえ、深く潜らないようにしましょう。

 

乳幼児期に耳の聞こえが悪くなると、言葉の発達に悪影響が出てしまう可能性もあります。聞こえの悪さは気付きにくいので、親や周囲の大人は、子どものサインに、日頃からよく注意してください。

 

 

まとめ

耳を触る、呼んでも気づかないなど、子どものサインを見逃さないようにしましょう。

風邪を引いた後は、特に注意が必要です!

 

 

 

 

羽村市の整骨院ならまろん鍼灸接骨院

「手技中心の治療」「交通事故に強い接骨院」「美容ばり始めました」

土曜、祝日、休日も診療

朝8時〜夜21時まで受付

羽村市双葉町2-1-33

TEL 042-578-9146