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漢方:かぜ、タイプ別治療!

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こんにちは、まろん鍼灸接骨院です。

今回は、漢方によるかぜの治療についてです!

「漢方薬」には、即効性のあるものもあります。

身近な「かぜ」にも、漢方の効果が期待されます。

 

 

 

 

 

・かぜと漢方:かぜをひいた場合にも漢方を使うことができる!

かぜ(かぜ症候群)をひいて熱が出た人を対象に、漢方薬と西洋薬の効果を比較したところ、漢方薬を飲んだ人の方が西洋薬を飲んだ人より早く熱が下がったというデータがあります。

 

漢方薬は、慢性疾患を治療するのに用いられるケースが多く、長く使い、ゆっくり効くというイメージをもたれがちです。

 

しかし、漢方薬のなかには即効性を期待できるものも多く、かぜのような急性疾患にもよく使われています。例えば、葛根湯は、かぜに使われる漢方薬としてよく知られています。また、ほかにも、麻黄湯、小青竜湯、桂枝湯など、かぜに対して、昔から日常的に用いられてきた漢方薬が多数あります。

 

近年、かぜなどの呼吸器系の病気に限らず、消化器系や神経系などの病気の診療ガイドラインにも漢方薬の使用が記載されるようになってきています。医療機関で漢方薬が処方されるケースは、以前より増えているといえます。

 

 

 

・かぜの治療:陰陽や虚実などの「証」を診断し、漢方薬を処方する!

かぜの治療方法は、漢方(漢方医学)と西洋医学では異なります。

西洋医学では、対症療法が主体で、かぜをひくと、発熱、鼻水、咳、頭痛など、それぞれの症状を緩和する薬が使われます。また、細菌による二次感染が疑われる場合には、抗菌薬が短期間使われることがあります。

 

漢方では、四診と呼ばれる漢方独特の診察方法により、患者さん一人一人の証を診断して、それに基づく漢方薬を選択します。

 

四診とは、患者さんの顔色や舌の状態などを診る望診、咳や体臭などを診る聞診、自覚症状や病歴などを詳しく聞く問診、脈やおなかなどを診る切診から成ります。

 

証とは、西洋医学の診断名に相当し、漢方治療の指針となるものです証を決定するための物差しには、さまざまなものがありますが、陰陽と虚実という考え方はその代表的なものといえます。漢方では、これらを基に、証を診断して、患者さんの状態を表します。例えば、陰の状態を「陰証」、虚の状態を「虚証」というように呼びます。

 

急性疾患と慢性疾患では、陰陽、虚実の意味合いが多少異なりますが、今回は、かぜのような急性疾患を治療する場合について解説します。

 

 

 

◇陰陽

陰証とは、体が寒さに支配されている状態を指し、主に寒気を感じる場合で、寒証と呼ぶこともあります。陽証とは、体が熱に支配されている状態を指し、主に熱っぽさを感じる場合で、熱証と呼ぶこともあります。

 

かぜの引き始めには、悪寒や寒気を感じる場合もありますが、ほとんどの場合、熱っぽさを主体に感じます。実際に体温が上がるケースが多く、顔色が赤く、熱が高い場合には、陽証と診断されます。通常のかぜでは、このような状態が一般的です。

 

一方、寒気が主体で、熱っぽさはあまり感じず、顔色が青白く、体温が上がっても微熱程度の場合には、陰証と診断されます。

 

 

 

◇虚実

虚実は、慢性疾患の場合、いわゆる“体力”の指標として考えられることが多いのですが、かぜのような急性疾患では、病気に対する反応、すなわち症状の強さを表すものとして捉えます。

 

反応が強い場合を実証、あまり強くない場合を偽証といいます。患者さんの手首あたりの動脈の拍動や緊張が強く、皮膚を触ってみると乾いているなどの場合は実証、脈の拍動や緊張が弱く、皮膚が汗ばんでいるなどの場合は偽証と診断されます。

 

 

 

・かぜの漢方薬:かぜの症状により適切な薬が異なる

かぜに対する漢方薬は、かぜのひき始めと長引いた場合で使い分けられます。

 

◇かぜのひき始め

かぜのひき始めには、証に基づき、次のような漢方薬が主に使われます。

 

◉陽証で実証

「発熱」「頭痛」のほかに、「咳」や「関節痛」などがあり、症状が比較的激しい場合には、麻黄湯が使われます。葛根湯はかぜに幅広く使われる薬ですが、「発熱」「頭痛」「咳」などのほか、「首や肩にこわばりが目立つ」ような場合によく使われます。

 

◉陽証で偽証

「悪寒や寒気が目立つ」だけで、熱はそれほど上がらず、のどが痛いというような場合には、麻黄附子細辛湯が使われます。それほど多いケースではありませんが、高齢者や、疲労が溜まって体力が低下した若い人がかぜをひくと、このような証として診断される場合があります。

 

 

◇かぜが長引いた場合

多くの場合、かぜは1週間程度でよくなります。しかし、咳や微熱などの症状が長く続く場合があります。漢方では、症状に変化が見られた場合、処方も変更していくため、かぜが長引いている場合には、次のような漢方薬が主に使われます。

 

◉陽証で実証

「吐き気」や「食欲不振」など消化器系の症状が目立ってきた場合には、小柴胡湯が使われます。

 

◉陽証で偽証

「汗ばみ」や「のぼせ感」を伴っている場合には、柴胡桂枝湯、「痰が切れにくい咳」が続いたり、「のどの乾燥感」が目立ってきた場合には、麦門冬湯が使われます。「食欲不振」や、「疲労感」「倦怠感」が目立ってきた場合には、補中益気湯が使われます。

 

 

◇副作用

かぜの漢方薬には、麻黄という生薬を含むものがあります。前記した漢方薬の中では、麻黄湯、葛根湯、小青竜湯、麻黄附子細辛湯が該当します。

 

麻黄には、エフェドリンという交感神経を刺激する成分が含まれており、鼻水や咳を鎮めたり、気管支を拡張したりする働きがありますが、一方で「頻脈」「動悸」「血圧上昇」などの副作用が起こる場合があります。かぜで短期間服用するぐらいなら、ほとんど問題はありませんが、高血圧や心臓病などの持病がある人、高齢者には、この副作用が比較的起こりやすいので、注意が必要です。

 

また、西洋医学のかぜ薬には、眠くなる成分が含まれているものもありますが、漢方のかぜ薬を使って眠くなる場合は、ほとんどないといえます。

 

眠くなりにくいかぜ薬を希望する場合には、漢方薬を選択することも一つの方法です。

 

 

 

◇インフルエンザと漢方

インフルエンザと診断された場合には、西洋薬である抗インフルエンザ薬が使われることが原則となります。しかし、何らかの理由で、抗インフルエンザ薬を使用しにくい場合は、麻黄湯などの漢方薬がよい選択肢になります。また、抗インフルエンザ薬と漢方薬を併用するのもよいと思われます。

 

かぜやインフルエンザなどで漢方薬を使いたい場合には、担当医に相談したり、漢方専門医を受診して、その時の症状に最もふさわしい漢方薬を上手にりようしてください。

 

 

まとめ

かぜの診断には、陰陽や虚実などによる「証」が用いられます。

ひき始めと長引いたかぜでは、処方される漢方薬が異なります。

 

 

 

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