震えに悩んでいませんか?:本態性振戦|羽村市の接骨院

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震えに悩んでいませんか?:本態性振戦

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こんにちは、まろん鍼灸接骨院です。

今回は、体の震えについてです。

「字を書く時に手が震える」「人前で話す時に声が震える」など、震えで困っていませんか?

日常生活に支障を来すほどの震えが起こる場合は、適切な治療を受けることで症状を改善することができます。

 

 

 

 

◇震えとは?

・誰にでも起こる“生理的”な震え

「震え」は誰にでも起こる生理現象の1つです。例えば、恐怖にさらされた時や、極度に緊張したり興奮したりしたときに、体がブルブル、ガタガタと震えることがあります。また、寒い時や、重い物を長時間持つなどして筋肉が披露した時、細かい作業をするときなどにも、震えることがあります。

 

こうした震えは、「生理的振戦」と呼ばれます。「振戦」とは震えを指す医学用語で、意思とは無関係に体の一部または、全身の筋肉(骨格筋)が、規則的あるいは律動的に、収縮するために起こる体の動き(不随意運動)のことです。震えは、ごくありふれた現象ですが、「なぜ震えるのか」「どのような仕組みで震えるのか」については、十分に解明されていません。

 

 

・病気が原因で起こる震え

震えが、何らかの病気の症状として現れる場合もあります。これを「病的振戦」といいます。例えば、アルコール依存症や甲状腺機能亢進症などの場合、症状の1つとして震えが現れることがあります。また、震えがきっかけで病気が現れることがあります。その代表とされるのが、「本態性振戦」と「パーキンソン病」です。

 

病的振戦は、どのような状況で現れるのかによって、じっとしている時に震える「静止時(安静時)振戦」、特定の姿勢を保とうとした時に震える「姿勢時振戦」、何らかの動作をするときに震える「運動時振戦」の3つに大きく分類されます。

病的振戦の原因は、震えが現れる状況のほか、震えが起こる部位、振動の速さ、随伴する症状などからある程度推察することができます。

 

 

◇本態性振戦とは?

明らかな原因がなく、震えだけが現れる病気を「本態性振戦」といいます。「本態性」とは、“原因が特定できない”という意味です。

本態性振戦の多くは、40歳以降に発症します。ある日突然、発症するというものではなく、いつとなく震えが現れ、加齢とともに少しずつ目立ってくるケースがほとんどです。高齢になってから震えが顕著になった場合は、「老人性振戦」と呼ばれることもあります。

本態性振戦の中には、遺伝が関係する家族性のものがあり、この場合は10〜20歳代で発症することもあります。また、患者さんに尋ねると、約半数に家族歴があるとされています。

 

 

◇本態性振戦の症状の特徴

本態性振戦は主に手に現れ、動作時や姿勢時(姿勢を保とうとしたとき)に起こるのが特徴です。例えば、「字を書く時」「箸を使う時」「コップを持つ時」などに起こりやすく、緊張すると震えが増強する傾向が見られます。安静時や睡眠中に震えが起こることは、まずありません。手先の場合、振動数は1秒間に8〜12回で、速く細かく震えます。また、頭が左右に小刻みに震えたり、声が震えたりすることもあります。

なお、パーキンソン病でも最初の自覚症状として震えが現れることがあります。本態性振戦とパーキンソン病では、震えだけでどちらの病気かを判別するのは難しい場合もあります。

 

 

☆本態性振戦によく見られる症状

・字を書く時に手が震え、字が大きく乱れる

・手の震えで箸がうまく使えず、食事がしにくい

・コップを持つ手が震えて、うまく飲めない

・手が震えて針に糸を通せない

・人と話している時に頭が左右に細かく震える

・人前でスピーチをするときに声が震える

本態性振戦は、細かい動作をする時や、緊張する場面などで現れることが多い。

また、震えないようにしようと意識するほど、震えが強くなりやすい。

 

 

◇震えの診断

震えが気になる場合は、神経系の病気を専門的に診る「神経内科」を受診しましょう。震えの診断では、問診と視診が中心になります。

問診では、「どこが震えるか」「どんなときに震えるか」「どのように震えるか」「いつから震えるようになったか」といった症状のほか、「震えで困っていること」「震えのある家族の有無」「震え以外の症状の有無」「服用している薬の種類(薬の副作用で震えが起こる場合があるため)」などについて尋ねられます。

また、医師は問診中の患者さんの様子を観察したり、実際に動作をして震えの現れ方などを調べたりします。本態性振戦かどうかは、これらの診察でほぼ診断がつきます。

 

 

◇治療の考え方

本態性振戦は良性の病気で、症状は震えだけです。この震えは、必ず治療しなければならないというものではありません。また、本態性振戦をそのまま放置したからといって、病気が進行したり命に関わったりする心配はありません。ですから、患者さんが震えを大きな問題と感じていないのであれば、特に治療する必要はないと考えられています。

震えで医療機関を受診する患者さんには、パーキンソン病など脳の病気を心配する人が多いのですが、本態性振戦と診断がつくと安心し、そのまま様子を見るという人も少なくありません。

一方、日常的に手や声が震えると、不便さや不快さだけでなく、「震えている姿を人に見られたくない」という気持ちから外出を控えがちになるなど、積極的な日常生活を送れなくなる人もいます。このように、震えが原因で毎日の暮らしや仕事に支障を来したり、人目が気になって悩んだりしている場合は、積極的に治療を受けることが勧められます。

 

 

◇本態性振戦の治療

本態性振戦は原因不明の病気なので、震えを根本的に治療する方法はありません。薬で震えを抑えたり、軽減させたりする対症療法が行われます。

 

・主に使われるのは「β遮断薬」

震えは、脳から筋肉に伝えられる「筋肉を収縮せよ」という指令の異常によって起こるとされています。また、神経細胞の細胞膜が過剰に興奮すると電気的な刺激が起こり、それが震えにつながるとも考えられます。

β遮断薬には、脳の指令を受け取る受容体(β受容体)を遮断する作用や、細胞膜の興奮を抑える「膜安定化作用」などがあります。こうした作用によって、震えが抑えられると考えられています。

症状を抑えるためには、β遮断薬を使い続ける必要があります。現在、「プロプラノロール」や「アロチノロール」というβ遮断薬が、本態性振戦の治療薬として使われます。

なお、β遮断薬には、心臓の機能を抑制したり、気管を狭くしたりする作用もあります。そのため、低血圧、徐脈など心臓の病気のある人や、ぜんそくのある人、また、心機能が低下しやすい高齢者には、基本的に使われません。

このほか「プリミドン」など、てんかんの予防薬にも震えを抑える効果があります。

 

 

・短期的に震えを抑える「抗不安薬」

抗不安薬は、筋肉に指令を出す脳に直接働きかけて震えを抑える薬です。常用すると効果が薄れる体制や依存症が起こりやすいので、重要な会議や結婚式など、どうしても震えを抑えたいときにのみ使用します。

そのほか、パーキンソン病の震えに使われる「抗コリン薬」も、本態性振戦の改善に効果があります。ただし、高齢者に使用する場合には、副作用としてもの忘れや幻覚などが起こることがあるため、注意が必要です。

 

 

☆状況に応じて抗不安薬を使い、震えの悩みを解消!

高校の校長を務めるAさん(57歳・男性)は、以前から、手の震えを自覚していましたが、ここ数年は声にも震えが現れるようになりました。特に、朝礼や始業式など、生徒の前でスピーチをするときの震えが強く、生徒から「聞き取りにくい」と指摘されたこともあります。悩んだAさんは、神経内科を受診し、本態性振戦と診断されました。

Aさんは、「ふだん多少震えてもそれほど気にならないが、大勢の生徒の前で話す時は震えを抑えたい」と訴えたため、数時間震えを抑える作用のある「抗不安薬」が頓服として処方されました。

Aさんは、スピーチの30分ほど前に抗不安薬をのむことで、しっかりした声で話すことができるようになりました。必要に応じて抗不安薬を上手に使うことで、Aさんの悩みは解消されたそうです!

 

 

☆震えを解消する脳の手術とは?

良性の病気である本態性振戦の治療で手術が行われるケースは非常にまれです。しかし、薬で十分な効果が得られない患者さんが、どうしても震えを抑えたいと強く希望する場合は、脳の深部にある視床の一部を熱で凝固する「破壊手術」や、視床に細い電極を挿入して胸に埋め込んだ装置から電気刺激を与える「脳深部刺激療法(DBS)」が検討されます。手術を希望する場合は、医師とよく相談をし、効果だけでなくリスクも十分に納得したうえで受けることが大切です。

 

 

◇日常生活の注意点

・震えを増強する要因を避ける

カフェインやニコチンには、震えを増強させる作用があるので、コーヒーや紅茶などはなるべく控え、喫煙習慣のある人は禁煙を実行しましょう。アルコールには一時的に震えを軽くする作用がありますが、酔いが醒めると再発するのであまりお勧めできません。

また、服用している薬の影響で震えが現れることもあります。ぜんそくに使われる「テオフィリン」や「エフェドリン」、アルツハイマー病などに使われる「コリンエステラーゼ阻害薬」、うつ病に使われる「三環系抗うつ薬」などを使用している場合は、医師に相談することが必要です。

 

 

☆お酒をのむと、震えが止まる!?

本態性振戦の場合、お酒を飲むと震えが止まったり、軽くなったりすることが知られています。その効果は劇的で、1杯目を飲むときに震えていた手が、2杯目にはすっかり止まっていたということもあるほどです。確かにアルコールには神経の興奮を抑える作用があるのですが、これほどの効果がある理由についてはよくわかっていません。

ただ、震えにアルコールが効くといっても、酔いが醒めると震えは再び現れますし、逆に強くなっていることもあります。また、飲みすぎるとアルコール依存症になる危険もあります。

“お酒はほどほどに”を守りましょう!

 

 

◇気にしすぎないことも大切!

震えは緊張、不安、疲労、睡眠不足などで増強されます。日頃からリラックスを心がけるとともに、体を休めるために十分な睡眠をとりましょう!

また、震えを気にしすぎないことも大切です。周りの人は本人が思うほど気にしていないものです。「少々の震えは大したことではない」というくらいのおおらかな気持ちでいる方が、震えも現れにくくなります。必要なときには薬で震えを抑えることができるのですから、前向きな気持ちで震えてと上手に付き合っていきましょう!

 

 

 

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